日本初公開から30周年の記念の年に、遂に最新作が完成した。しかも、量産された殺人マシン“ターミネーター”を、画期的かつ感動的なヒーローに生まれ変わらせ、“ターミネーター”の代名詞となったあのアーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりに主演として帰ってくる。何者かによって“人類の守護神”として過去に送り込まれたT-800ターミネーターの「アイルビーバック!」に世界中が熱狂した。 自我に目覚めた人工知能〈ジェニシス〉が起動すれば、人類は滅亡する。その“審判の日”が目前に迫っていた。〈人類の未来〉を取り戻すには、何者かによって〈書き換えられた過去〉に戻って戦うしかない。運命の鍵を握るのは女戦士サラ・コナーと、〈絶対に彼女を守る〉ことをプログラムされたT-800ターミネーター。人類滅亡のカウントダウンが迫るなか、T-800ターミネーターはサラを守り抜き“審判の日”を止めることが出来るのか。ふたりの前に立ちはだかる人間でも機械でもない第3の存在──最新最驚のT-3000ターミネーターの正体は?
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未来を取り戻すための、〈時空を超えた〉ふたりの戦いの行方は?そして、人類の救世主は一体誰なのか? サラ・コナーを演じるのは、大ヒットTVシリーズ 「ゲーム・オブ・スローンズ」でエミー賞にノミネートされたエミリア・クラーク。人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーの母親というシリーズを踏襲した設定を超え、本作では宿命を背負う女戦士として激しいアクションを披露。シュワルツェネッガー扮する“守護神”T-800ターミネーターとの、“父娘”の絆を描く人間ドラマも見事に演じきった。 人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーに、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のジェイソン・クラーク。ジョンに送りこまれた過去でサラと恋に落ちるカイル・リースには、『ダイ・ハード/ラスト・デイ』のジェイ・コートニー。変幻自在に姿を変える液体金属型T-1000には、『G.I.ジョー』シリーズのイ・ビョンホン。また、『セッション』でアカデミー賞に輝いたJ・K・シモンズが、オブライエン刑事に扮し、ユーモアを添えている。 本作の〈新起動〉にあたって、シリーズの生みの親である巨匠ジェームズ・キャメロンが、自らアドバイスを与えた。サイボーグのはずのT-800に年を取らせるというアイデアで、そこからシュワルツェネッガーの再登場が確定し、若いT-800と対決するという斬新な発想に展開した。
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