2016年は真田イヤー! その”主役”とも言える超大作がついに始動。2014年に記録的大ヒットを打ち立てた舞台「真田十勇士」が、同作品の演出を手がけた日本映画界を代表する鬼才・堤幸彦監督(『20世紀少年』3部作、『トリック』シリーズ、『SPEC』シリーズ)の手により、超ド級のエンタテインメント・ムービーとして映画化。それと同時に、堤監督演出による舞台の待望の再演が決定し、<映画と舞台が同時期に公開・上演!>という、映画界・演劇界にとって史上初の画期的な試み=世紀のビッグプロジェクトがいよいよ始動いたします!
脚本は2014年の舞台と同じくマキノノゾミが担当。数々の演劇賞を受賞し、日本劇作家協会の理事も務める演劇界の重鎮が、「天下の名将・真田幸村の伝説は実は猿飛佐助に仕組まれたものだった!」という大胆な発想の元に、壮大な世界観と濃密な人間ドラマを描ききります。出版化も同時期に予定されており、【映画】×【舞台】×【小説】という、メディアミックスの最終形として、日本映画“最後の”超大作が、満を持していざ出陣!!!
本作は映画自体のスケールもさる事ながら、キャストもビッグネームが勢揃い。
主人公・猿飛佐助を演じるのは、歌舞伎に留まらず、映画・ドラマ・CMなど幅広い分野への挑戦を続ける<日本演劇界の若き至宝>中村勘九郎。「腰抜け男」真田幸村を天下一の武将に仕立て上げる真田十勇士の中心的存在である佐助は、おとぼけなキャラクターながらも、実は十勇士イチの策士。中村勘九郎にしか出せない味わいと演技力でところ狭しと飛び回り、これまでにない猿飛佐助を演じます。映画人・中村勘九郎の代表作となること間違い無し!
容姿端麗で頭も切れ、【真田十勇士】を佐助と共に支えていく寡黙でクールな天才忍者・霧隠才蔵を演じるのは、若手bPの実力派俳優、松坂桃李。幼なじみの火垂に対して秘めた想いを抱きながらも、最後の決戦に向け真田幸村、そして十勇士を佐助と共に支えていく才蔵役は、まさに松坂の新境地と言える程の新たな魅力が存分に発揮されています。舞台から培った勘九郎とのコンビネーションも抜群で、映画界に新たなゴールデン・コンビの誕生の予感です!
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また、佐助と才蔵の幼なじみで、才蔵に対して秘かな感情を抱きながらも、彼らの命を狙う“くのいち”火垂を演じるのは、近年精力的に女優活動を進め、『紙の月』(2014)で第38回アカデミー賞優秀助演女優賞ほか、多くの映画賞を受賞した大島優子。堤監督作品3作目の出演となる彼女は、高い評価を得ているアクションもさらにパワーアップ! 女優としての更なるスケールの大きさ、可能性の高さを感じさせます。本作が本格時代劇初出演!
その他、十勇士役には永山絢斗(根津甚八役)、加藤和樹(由利鎌之助役)、高橋光臣(筧十蔵役)、駿河太郎(三好清海役)、村井良大(海野六郎)、荒井敦史(三好伊三役)、望月歩(真田大助)、青木健(望月六郎)ら、人気若手俳優が集結。そして真田幸村には加藤雅也、徳川家康に松平健、淀殿に大竹しのぶという日本映画史上屈指のオールスターキャストによる夢の競演が実現しました。
巨大な真田丸や大坂城など、日本映画史上類を見ない大スケールのセット、過去最大規模となる無数のドローンでのスケール感あふれる撮影、徳川軍二十万の兵士と十勇士たちの激突をはじめとした、バトルにつぐバトルで観る者を圧倒する怒濤のアクション、世界的に評価の高い黒澤和子による芸術的なまでの甲冑衣裳。降りしきる豪雨、燃え盛る炎、激しい爆発……とまばたきを忘れるほど見どころだらけ!さらにスリルに満ちた頭脳戦あり、熱いドラマあり、ほのかなロマンスもあり……。佐助が、そして十勇士が仕掛ける、観客全員がド肝を抜かれる《大逆転》のストーリーを、堤監督が最新の映像技術とキャスト陣のリアルな肉体表現を結集させた集大成作品です。
まさに盆暮れ正月が一気にきたような2016年最大の<エンタテインメント超大作>真田十勇士にぜひ乞うご期待!
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