
創業以来70年以上、日本製Tシャツのエキスパートとしてアパレル業界を支えて来た老舗メーカー。裁断、縫製、検品、仕上げ、プリントに至るまで、一貫して国内のグループ会社で生産する唯一無二の “Tシャツ・ギルド”として、その誇りを次代へ伝え継がんと奮闘する三代目の熱い想い。
アメリカ映画に憧れていた先代がアウターとしてのTシャツ創りを手掛けてから、半世紀以上。70年代以降若者のファッション文化をリードしてきたTシャツは、今やすべての年代層に最もポピュラーなファッションアイテムとしてすっかり定着した。
「先代は自分でミシンも踏めれば企画もし、営業や経理なども1人でこなせるスーパーマンだったんです。あるTシャツが国内で大ヒットし、かなりの枚数を売り上げていた30数年前。意気揚々とヨーロッパ出張に出かけた先代が、“1年に何十万枚売っているかではなく、何年間売れ続けているのか”をまず問われ、ベストセラーよりロングセラーを重視するヨーロッパの考え方に深く共感したのです。定番が生まれにくいファッション業界の中で、いかに長くリピートしてもらえる商品を創り上げていくか。それが、現在の会社理念の根幹となっています」。 生産の国内空洞化時代に誕生した、「Tシャツ・ギルド」。 ![]() ![]() 近年安価な海外製品や海外生産にシェアが大きく傾き、国産Tシャツの生産数も激減。時代の流れで多くの関連工場が縮小や閉鎖に追い込まれていった。現在ではTシャツの国内生産は1割にも遠く満たないのが現状だという。 “JAPAN MADE”というプライドが生み出すもの。 Tシャツ・ギルドは、紡績、編みたて、染色加工、縫製など、細分化された各工程の専門職人=スペシャリストの集団。そのこだわりと熱意が、新たな国産Tシャツの時代を切り拓きつつある。
国産オーガニックコットンTシャツの誕生。 中小企業がエコロジーや環境配慮に本腰を入れて取り組むことは、なかなか容易ではない。それでもあえて"sustainability=持続可能性"を重視し、3R[Re use(再利用)、Re cycle(再資源化)、Re duce(使用原料の低減)]の維持、拡大や省エネに積極的に取り組んで来た根幹には、老舗メーカーとしてのプライドが強く息づいている。 ![]() ![]() 「長く着てもらえるものを作るということと、エコへの取り組みは、本来常に流行を生み出すアパレル業界にとってはキツいこと。なぜそれに取り組めたかと言うと、会社も社員も、“絶対に良いこと”だと思えたから。そうした中でNPO 日本オーガニックコットン協会との出会いがあり、その後’02年より有機栽培の和綿プロジェクト“しあわせのコットンボール*”、オーガニック和綿製純国産Tシャツ創りがスタートしました。」。 *しあわせのコットンボール ![]() ![]() Tシャツから始まる、 5年の歳月をかけて、‘07年7月遂に純国産有機和綿Tシャツ第1号が完成。約90枚の内の一部が、世界のトップ・ミュージシャンが団結して世界全7大陸で開催される地球温暖化防止啓発コンサート “LIVE EARTH JAPAN*”のオフィシャルTシャツに。プロジェクトのきっかけを作った坂本龍一氏他の協力でYahoo!チャリティーオークションにもかけられ、話題となった。 *LIVE EARTH JAPAN
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ベストセラーではなく、




























