ODN

2020年2月17日
ソフトバンク株式会社
インターネット接続サービスにおける帯域制御の実施について
 平素は弊社インターネットサービスODNをご利用いただき、誠にありがとうございます。

 弊社では、昨今のインターネットを利用したサービスの多様化やデータ通信量の大容量化に対応し、通信設備の混雑発生に伴う通信速度の低下を防ぐため、平素より通信設備の増強に努めております。

 しかしながら、一部のお客さまが大量のデータ通信をされることによって、回線帯域を占有される状態が続くと、他の多くのお客さまの通信速度や通信品質が低下する事象が発生してしまいます。

 弊社では、通信設備の増強に引き続き努めるとともに、一部のお客さまのご利用により通信設備の混雑状態が生じた場合、利用の公平性を確保し、より多くのお客さまがご利用いただけるよう、以下の取り組みを開始いたします。
1. 実施概要
お客さまが利用する通信設備*1 において混雑状態が発生した場合に、同じ設備を利用している通信量が多い回線から順に、通信速度を他の回線と同じ水準まで一時的に制御し*2、より多くのお客さまがご利用いただけるようにいたします。
この通信速度制御は、混雑が緩和すると、直ちに解除されます。


2. 実施予定日
2020年3月23日 以降順次導入開始


3. 対象サービス
以下のインターネット接続サービスが対象になります。
  • ODN「Bフレッツ」プラン
  • ODN「Bフレッツ」コース
  • ODN「フレッツ光」コース


4. その他
上りトラフィックにおいても、混雑時に下りトラフィックと同様の通信速度制御を実施する事から、2009年1月5日より実施しておりました、 24時間あたり15ギガバイト(GB)以上のデータをインターネットに送信(上り側の通信)しているお客さまに対する大量データ送信制限については、廃止いたします。

<参考>通信データ量(トラフィック)の目安
通信速度制御の対象となり得るのは、混雑時に他のお客さまと比べて著しく大量のデータ通信をされている回線です。ただし、制御の対象となるデータ量は、同じ通信設備*1 を共有する他のお客さまのご利用状況によって大きく変化します。


本件に関してご不明な点などございましたら、ODNサポートセンターまでお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。

以上

*1 お客さま宅内ではなく、ソフトバンクの設備内にある通信設備。一つの設備で複数のお客さまにサービスを提供することが出来ます。

*2 通信速度の制御については「日本インターネットプロバイダー協会」等が2019年12月に改訂した「帯域制御の運用基準に関するガイドライン」に準じます。