近年、ウイルスメールやフィッシングメールなどの迷惑メールを、接続で利用しているプロバイダのメールサーバを経由せずに、他のメールサーバへ直接送信するといった送信方法がセキュリティ上非常に問題になっています。 これらの方法での迷惑メール配信を阻止するために、接続で利用しているプロバイダの送信用メールサーバ以外へのアクセスを制限するのがOutbound Port25 Blockingです。 Outbound Port25 Blockingは略して「OP25B」とも呼ばれており、迷惑メール対策の仕組みとして、国内のプロバイダで取り入れられつつあります。ODNでも、本対策を2006年6月から実施しています。 ※「OP25B」実施プロバイダはこちら(日本データ通信協会)
【ご注意】ISP事業者の委託業者を名乗り、お客様のIDやパスワードを聞き出そうとする電話について JPCERTより、ISP委託業者を名乗りお客様のIDやパスワードを聞き出そうとする行為があったことが報告されています。 ODNでは、OP25Bについて弊社からのお電話によるご案内はいたしておりませんので、このような電話には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。
ODNでOutbound Port25 Blockingを開始する際は以下のようなイメージになります。
お客様のパソコンへの不正アクセスやウイルス感染などにより、他のメールサーバへの意図しない大量メール送信やパソコン内の機密情報の漏洩などが起きる可能性がありますが、25番ポートを塞ぐことによりこうした迷惑メールの送信を減少させることができます。
本対策について不明な点がございましたら、こちらをご参照下さい。