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ひろしとアカリのセキュリティ事情

スマホの大切なデータはクラウドに自動保存しよう

2016/10/27

スマホのデータ消失に備えよう

みなさんは、スマホの盗難、紛失、故障に伴うデータ消失に備えていますか? スマホには、写真や動画、音楽、文書、電話帳、メールなど、さまざまなデータが蓄積されています。スマホで重要な情報を持ち歩くのが当たり前になったいま、普段から消えると困るデータをバックアップしておくと便利です。

バックアップ先として有用なのは、“クラウド”とよばれるインターネットを利用したデータの保管場所“オンラインストレージ”です。クラウドは利用者が接続先を意識しないインターネット上で提供される様々なサービスです。オンラインストレージは、クラウド上に用意されたデータの保管庫(ストレージ)であり、保管されたデータにはインターネットに接続できるすべての端末からアクセスできます。代表的なオンラインストレージには、DropboxやGoogle Drive、iCloudなどがあります。大切なデータをオンラインストレージに保管しておけば、仮にスマホの盗難、紛失、故障などで不意にデータを失ってもすぐに別の端末からデータを復元できます。

これらのオンラインストレージの多くは、スマホ内のデータとストレージ内のデータを自動で同期する機能を持っています。自動同期機能を利用すれば、データを手動でクラウドに保存(アップロード)する手間が省けますし、何らかの理由でスマホ内のデータが消えてしまっても最新のデータが残っているため安心です。

オンラインストレージの利用にあたっては、第三者に推測されにくい認証ID/パスワードを設定しましょう。これにより、第三者に不正アクセスされ、データを盗み見られるリスクを低減できます。高額なパケット通信料の発生を避けるため、Wi-Fiにつないだときにのみ自動バックアップを行う設定にしておくことをおすすめします。

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