公共の場で利用できる公衆Wi-Fi(ワイファイ)が充実してきました。国内では2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、全国の観光地でも公衆Wi-Fiの整備が進められています。
公衆Wi-Fiの利用にあたって無視できないのがセキュリティの問題です。たとえば、街中を飛び交う公衆Wi-Fiの中には通信を暗号化せず、パスワード認証なしにだれもが自由につなげるものや、同一ネットワーク上の端末が互いに通信できる状態になっているものも存在します。
公衆Wi-Fiは誰でも使えることを前提に提供されているので、サイバー犯罪者がこうしたセキュリティレベルの低い公衆Wi-Fiを悪用したり、偽の公衆Wi-Fiスポットを立てて接続してきた端末に攻撃をしかける危険性には注意が必要です。
場合によっては、端末の通信内容をのぞき見られたり、気づかぬ間に詐欺サイトへ誘導されたりする危険性もあります。
公衆Wi-Fiを安全に利用するために以下のポイントを押さえておきましょう。