社会人のみなさんは、勤務先から支給されたスマホに勝手にアプリを入れていませんか? スマホを与えられると、自分好みのアプリを入れて使いたくなる気持ちはわからなくもありません。しかし、会社貸与のスマホに勤務先が許可していないアプリを無断で入れるのは厳禁です。
ネット上で配布されるアプリの中には、端末内の情報を外部に送信する不正アプリ(スマホウイルス)も紛れています。現実に、人気アプリと同じタイトル名やアイコンを用いて本物を装う不正アプリも拡散されています。万一、不正アプリを誤ってインストールし、スマホ内の業務情報や顧客情報を外部に流出させてしまえば、勤務先の信用問題に発展してしまう可能性があるのです。
使いやすいなどの理由で、勤務先が許可していないチャットアプリを使って業務ファイルを送受信している方もいるのではないでしょうか。これも社会人にあるまじき行動です。万一、第三者によるアカウント乗っ取りに遭うと、重要な業務ファイルが流出してしまう危険があります。
会社からスマホなどの機器を与えられると、さも自分の所有物のように扱ってしまいがち。ですが、それらは会社の所有物であり、スマホ内には企業の重要な情報が保存されているのです。あなたの勤務先が定めるスマホの利用ルールを確認し、それに従いましょう。