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ひろしとアカリのセキュリティ事情

実在の企業やサービスをかたる攻撃に注意

2017/10/12

有名企業をかたって、利用者をだます詐欺に注意

Webサイトを見ていると、「ウイルス感染」などの警告文を表示され、サポート窓口に電話するよう促されたことはありませんか?もし、警告文に書かれた電話番号へ問い合わせてしまうと、ウイルスを除去するという名目の偽のサポート契約を結ばされ、金銭や情報をだまし取られてしまう恐れがあります。ネット利用者のみなさんは、実在する企業やサービスをかたって金銭や情報をだまし取るネット詐欺に注意が必要です。

実在する企業になりすます詐欺メールも流行しています。たとえば、「荷物を預かっています。詳細をご確認ください」といった配送業者による不在通知に見せかけたメールは定番です。うっかりメール内のURLリンクや添付ファイルを開いてしまうと、不正サイトに誘導されて金銭や情報をだまし取られたり、ウイルスに感染したりしてしまうかもしれません。「注文内容のご確認」などのタイトルで通販業者から送りつけられる詐欺メールにも要注意です。

図1:2017年に継続して日本国内で確認されているマイクロソフトを偽装した迷惑メールの例

図2:配達業者を装う迷惑メールの例

Webサイト閲覧中に突然セキュリティ警告文を表示され、サポート窓口への電話での問い合わせや金銭の支払い、個人情報の入力を促された場合、ネット詐欺の疑いが濃厚です。差出人が実在する企業のメールでも、受信者にURLリンクや添付ファイルを開かせようとするものは真っ先に詐欺メールを疑ってください。その企業のホームページを開いて注意喚起情報をチェックしたり、通常の問い合わせ窓口に直接電話で問い合わせたりして事実確認を行いましょう。普段からセキュリティ会社などが発表する注意喚起情報にも目を通し、最新のネット詐欺の手口や狙いを知っておくことも大切です。

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