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ひろしとアカリのセキュリティ事情

メールの怪しい添付ファイルを開いてしまったかも…

2018/03/01

ウイルス感染が疑われたときの対処法

一方的に送りつけられる迷惑メールの中には、ウイルスの拡散を目的としているものもあることをご存知ですか? 受信者にメールの添付ファイルを開かせることでウイルスに感染させる手口は定番になっています。

添付ファイルを開くとウイルス感染してしまう迷惑メールの例

昨今の迷惑メールは受信者に不信感を抱かせないように作り込まれています。たとえば、実在する企業を名乗って「請求書の送付」や「商品の配送確認」などの件名と自然な日本語の本文を使い、zip形式の添付ファイルを開かせる手口がよく見られます。実際に、zipファイルを展開し、拡張子が「.doc」や「.js」、「.wsf」、「.exe」、「.scr」などのファイルを開いてしまったことがきっかけでランサムウェアやオンライン銀行詐欺ツールに感染してしまうケースが確認されています。

そもそも、身に覚えのないメールの添付ファイルを開いたり、本文内のURLをクリックしたりしてはいけませんが、もしもメールに添付されたファイルを何気なく開いてしまった後、「怪しいファイルを開いてしまったかも」と感じた場合、どのように対処するべきでしょうか。

パソコンをネットワークから切り離す

ウイルスによっては、ネットワーク経由で他の端末に感染を広げたり、パソコン内のデータを外部に送信したりすることもあります。被害の拡大を防ぐため、有線LANならばLANケーブルを抜き、Wi-Fi環境ならばWi-Fi機能をオフにして対象のパソコンをネットワークから切り離しましょう。

セキュリティソフトでウイルス検索を行う

対象のパソコンにインストールされたセキュリティソフトでスキャンを行い、ウイルス感染の有無を確認しましょう。ウイルスが検出された場合は画面に表示された内容をもとに必要な対処を行ってください。
・ウイルスバスターでスキャンを実行する方法|ウイルスバスター
 ヘルプとサポート:
https://esupport.trendmicro.com/support/vb/solution/ja-jp/1098357.aspx

スキャンの結果、ウイルス名が判明した場合は、脅威データベースにウイルス名を入力することでウイルスの詳細情報や対処法を確認できます。
トレンドマイクロ脅威データベース:
https://www.trendmicro.com/vinfo/jp/threat-encyclopedia/

ウイルス感染の有無を確認できない、適切に対処できたかどうかわからない方は、ご利用のセキュリティソフトのサポート窓口に問い合わせましょう。ウイルスバスターをご利用の方はこちらからお問い合わせください。
ウイルスバスター ヘルプとサポート:
https://esupport.trendmicro.com/ja-jp/consumer/support/vb/contact.aspx

コンテンツ提供: トレンドマイクロ「is702」
  • ウイルスバスターマルチデバイス
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