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ひろしとアカリのセキュリティ事情

スマホに怪しいアプリを入れてしまったかも

2018/04/05

不正アプリ感染が疑われたときの対処法

スマホをめぐるウイルスの脅威は一向に衰える気配がありません。スマホのウイルスは、端末内に入り込んでさまざまな不正行為を働くアプリを指し、不正アプリとも呼ばれます。

サイバー犯罪者は、スマホ利用者を巧みにだまして不正アプリをインストールさせます。たとえば、人気ゲームなどの正規のアプリに見せかけた偽アプリを配布する手口は定番です。画像の表示や音楽、動画の再生に必要なアプリなどと称してスマホ利用者をだまし、不正アプリをインストールさせる手口も確認されています。スマホがウイルスに感染してしまう原因のほとんどは、スマホ利用者が不正アプリと知らずに自らインストールしてしまうことなのです。

不正アプリに感染したときのスマホの症状例

  • Webにアクセスするたびに望まない広告が表示される
  • 登録した覚えのないサービスからメールマガジンが届く
  • 見覚えのないアプリがインストールされている
  • 不明な発信履歴やSMSの送受信履歴がある
  • 画面をロックされ、端末を操作できなくなる
  • 端末内の文書や写真を読み込めなくなる

不正アプリに感染したかもと感じたときにとるべき対処法を確認しましょう。

セキュリティアプリでスキャンを行う

ご利用のセキュリティアプリを最新の状態にした上でウイルススキャンを行い、不正アプリが検出されたらアンインストールしてください。どうしても不正アプリを削除できない場合はご利用のセキュリティアプリのサポート窓口や、契約している携帯電話会社の窓口に問い合わせましょう。

ウイルスバスター ヘルプとサポート:
https://esupport.trendmicro.com/ja-jp/consumer/support/vb/contact.aspx

※端末内の情報を外部に送信したり、ネットバンキングの認証情報をだまし取ったりする不正アプリは、スマホ利用者に気づかれないよう水面下で活動を行います。見た目で感染を察知することが難しいため、セキュリティアプリによるウイルススキャンが欠かせません。

サービスへの不正アクセスの有無を確認する

ネットバンキングやSNSなどのサービスに不正アクセスされた形跡がないかどうかを確認しましょう。クレジットカードの利用明細や銀行の取引明細に身に覚えのない履歴があった場合、速やかにクレジットカード会社や金融機関に連絡し、警察にも相談しましょう。

インターネット安全・安心相談 | 警察庁
http://www.npa.go.jp/cybersafety/

最悪の場合は端末を初期化し、ファイルを復元する

不正アプリによって端末を操作不能にされると、最悪の場合、元に戻すために端末を初期化(工場出荷時の状態に戻す)せざるを得なくなることがあります。ただし、端末を初期化すれば、端末に保存されているファイルが消えてしまいます。普段からクラウドやメモリカード、外付けハードディスクなどの複数の場所にファイルのコピーを保管しておき、復元できるようにしておきましょう。

併せて、不正アプリの侵入を防ぐ対策もチェックしておきましょう。

コンテンツ提供: トレンドマイクロ「is702」
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