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ひろしとアカリのセキュリティ事情

スマホの設定時に注意すべきこと

2018/08/09

スマホのセキュリティは初めが肝心

スマホの買い替えや、携帯電話からスマホへの切り替えなどで、スマホを新しくしたらまずは初期設定を行う必要があります。スマホの設定時にセキュリティで注意すべきことを見ておきましょう。

GoogleアカウントやApple IDの設定

スマホの電源を入れ、言語やWi-Fiなどの設定を済ませると、Android端末ではGoogleアカウント、iPhoneではApple IDの登録を求められます。GoogleアカウントやApple IDは、GoogleやAppleそれぞれが提供する各種サービスを利用するためのIDとパスワードです。

すでにGoogleアカウントやApple IDを持っている方は、そのアカウントを使用することもできますが、ここで重要になるのはアカウント乗っ取りを防ぐためのパスワード設定です。SNSなどのサービスの利用開始時にも本人認証用のIDとパスワードを登録しますが、複数のサービスに同じパスワードを使い回したり、単純な文字列のパスワードを設定したりすると、アカウントに不正アクセスされるリスクが高まります。アカウントの登録、利用に当たっては、すでに利用中のサービスとは異なる、第三者に推測されにくいパスワードを必ず設定しましょう。

SNSのプライバシー設定

スマホを手に入れたら、FacebookやInstagram、Twitter、LINEなどのSNSを利用する方がほとんどではないでしょうか。SNSの利用開始時に必ずチェックしたいのがプライバシー設定です。だれに見せるべき情報かを踏まえて適切なプライバシー設定を行い、プロフィールや投稿の公開範囲を制限しましょう。

アプリごとの権限管理

Android 6.0以上の機種やiPhoneでは、インストール済みのアプリに許可する権限を個別に制御できます。このため、適切な権限管理を行えば、アプリを介してプライバシー情報を意図せず漏らしてしまうことを防げます。ポイントは、アプリに連絡先情報や位置情報へアクセスする権限を不用意、不必要に与えないことです。

  • <Android 8.0.0の場合>

「設定」から「アプリと通知」へ進み、「アプリ」を押します。アプリ一覧から権限を確認したいアプリを選択し、「権限」をタップ。不許可にしたい権限をオフにします。

  • <iPhoneの場合>

「設定」に進み、下部にあるアプリの一覧から権限を確認したいアプリをタップします。不許可にしたい権限をオフにします。

これらはスマホのセットアップ時に行うべきセキュリティ設定の一部です。セキュリティ学習資料も併せて確認し、スマホを安全に利用しましょう。

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コンテンツ提供: トレンドマイクロ「is702」
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