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ひろしとアカリのセキュリティ事情

偽のショッピングサイトにだまされたと思ったら

2019/02/14

偽サイトを誤って利用したときの対処法

ショッピングサイトはとても便利です。ただし、ショッピングサイトの利用にあたっては、利用者からお金や情報をだまし取ることを目的にしている偽サイトにも注意が必要です。

偽サイトは、実在するショッピングサイトのデザインやロゴ、商品画像、説明文などをそのままコピーして作られることが多く、一見しただけでは真偽を見分けることが難しくなっています。万一、偽サイトを誤って利用してしまった場合、代金を支払っても商品が届かなかったり、偽物や粗悪品を送りつけられたりする可能性があります。また、決済時に入力した個人情報やクレジットカード情報を盗まれ、金銭被害に遭うことも考えられます。このような偽サイトを利用してしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

偽サイトにだまされたと思ったらすぐに行動することが大切です。「入金したのに商品が届かず、サイト運営者と連絡も取れなくなった」、「サイトの説明とは異なる商品が届いた」という状況になって初めて詐欺に気づくこともあります。この場合、警察や国民生活センターの相談窓口に連絡し、対処方法を確認してください。

都道府県警察サイバー犯罪相談窓口
https://www.npa.go.jp/cybersafety/

国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html

偽サイト上でクレジットカード情報を入力し、決済してしまった場合、クレジットカード会社にその旨を伝えましょう。その際、クレジットカードの利用を停止する手続きも必要です。

偽サイトに会員登録をしてしまった場合は、退会する前に登録した個人情報などをでたらめな内容に書き換えておくことも一案です。そのままにしておくと、その情報が別の悪徳業者に渡ってしまい、執拗な勧誘や迷惑メールを送り付けられるといったさらなるリスクの可能性もあります。また、別のサービスと同一のIDとパスワードの組み合わせを設定してしまった場合は、それらのサービスのアカウントを芋づる式に乗っ取られる可能性があります。心当たりのあるすべてのサービスのIDとパスワードを速やかに変更してください。

極端に大幅な値引きをしているサイトや、初めて利用するサイトなどは、購入する前にそのサイトのURLや運営者情報をネットで検索し、詐欺の被害が出ていないかなどを一度立ち止って確認をするようにしましょう。
また、セキュリティソフトやアプリを最新の状態で利用することで、このような詐欺サイトに対して警告を促してくれる場合があります。安全に楽しくショッピングをするためにも、万一に備えておきましょう。インターネットの世界でも、おいしすぎる話には気を付けてください。

過去の記事をチェックし、偽サイトの見分け方と対策を押さえておきましょう。

コンテンツ提供: トレンドマイクロ「is702」
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