テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)の導入により、時間や場所にとらわれない働き方が広がりつつあります。ではその際、どのようなことに注意するべきでしょうか。
たとえば、カフェや空港などの公共の場では、だれかにパソコンやスマホの画面をのぞき見られたり、会話の内容を聞かれたりするかもしれません。また、セキュリティに不備のある公衆Wi-Fiの利用によって、通信内容を盗み見される可能性もあります。
もし、自身の配慮に欠ける行動によって、業務上の機密事項や、顧客情報、業務システムの認証情報などを悪意のある第三者に知られてしまった場合、ことによっては勤務先や取引先から責任を問われてしまうかもしれません。
公共の場では、画面にプライバシーフィルター(のぞき見防止フィルム)を装着し、のぞき見による情報漏えいを防ぐとともに、通信に利用するネットワークについてもセキュリティ対策を忘れないようにしましょう。
また、作業場所も慎重に選ぶ必要があります。プライベートな空間が確保できない場合は壁際など、周囲からのぞき見をされにくい場所をなるべく選ぶようにしましょう。そして、何よりもテレワーク時は勤務先が定めるガイドラインやポリシーに従って行動するのが原則です。
テレワーク時に注意を払うべきシーンは他にもたくさんあります。併せて確認しておきましょう。