みなさんは主要なWebブラウザが提供しているプライバシーモードをご存知ですか。これは、閲覧履歴やCookieなどの情報をWebブラウザに保存させることなくWebサイトを閲覧(ブラウジング)するための機能です。
Webブラウザを開くと、プライバシーモードではなく、通常モードが立ち上がります。このモードでは設定を変更しない限り、閲覧履歴や Cookie、フォームへの入力情報、キャッシュなどがWebブラウザに保存されます。
ただ、家庭などの共用パソコンを使って調べものをしたり、SNSなどの会員サイトを利用したりするときはWebブラウザに閲覧履歴やCookieなどを残したくない場合もあるでしょう。もし、それらの情報を残してしまった場合、ログイン状態が保持され、会員サイトを家族のだれかに閲覧されたり、操作されたりするかもしれません。
そんなときに役立つのがプライバシーモードです。プライバシーモードはWebブラウザごとに名称が異なり、Google Chromeでは「シークレットモード」、Safariでは「プライベートブラウズモード」、Internet ExploreやMicrosoft Edgeでは「InPrivateブラウズ」、Firefoxでは「プライベートブラウジング」と呼ばれています。お使いのWebブラウザにおけるプライバシーモードの起動方法を知り、上手に活用しましょう。